昨年発売した Google Home は、料理のレシピや詳しい手順を音声で案内する機能を備えています。Google Home を日常的に利用するユーザーが増えてきたことにあわせて、レシピを音声ガイド対応にするための新しいガイドラインを公開しました。これによりユーザーは Google Home の Google アシスタントを利用してあなたのレシピを発見することができるようになるため、あなたのレシピはより多くの方に発見されるようになるかもしれません。新しく追加された構造化データ プロパティ(英語)を利用してレシピについての詳しい情報を提供し、さらに良質なトラフィックをサイトに呼び込んでください。
このたび、レシピに関するデベロッパー向けドキュメント(英語)を更新しました。このドキュメントに沿ってレシピのプロパティを指定することで、Google 検索や Google Home においてレシピが見つかりやすくなり、サイトへのアクセスをさらに増やすことができます。ユーザーがいろいろな方法でレシピを検索できるようにするには、レシピについての情報をできるだけ詳しく指定する必要があります。特におすすめのプロパティを紹介します。
新たに追加された recipeInstructions を使用すると、料理の詳しい手順を記述できます。1 つ 1 つの手順は、HowToStep プロパティを使用して記述します。HowToSection プロパティを使用すると、こうした手順をセクション単位にまとめることができます。
レシピを Google Home の Google アシスタントで利用できるようにするには、recipeIngredient プロパティと recipeInstructions プロパティを追加する必要があります。これらのプロパティを追加すると、レシピが Google アシスタントに対応して、ユーザーがアシスタントを通じてレシピを見つけることが可能になります。これらのプロパティを指定しない場合、レシピは Google アシスタントの音声ガイドでは利用できませんが、Google の検索結果には表示されます。
詳しくは、レシピに関するデベロッパー向けドキュメント(英語)をご覧ください。機能についてご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムで質問してください。
魅力的なウェブサイトは、有益なコンテンツやサービスを世の中に届けようとご尽力されている、サイトを運営する皆様の努力が実を結んだものです。ウェブサイトの運営は、数年前に比べれば効率化されましたが、それでも骨の折れる仕事であることに変わりありません。私たちが Google 検索の改良に膨大な時間と労力を費やしている理由はそこにあります。ユーザーがコンテンツを見つけるまでのところは Google にお任せいただき、皆様にはユーザーの役に立つ魅力的なコンテンツを作ることに集中していただきたいのです。
Google 検索でどんな処理が行われているかは、あまり気にしても仕方ないと考えていらっしゃる方が多いかもしれません。確かにコンテンツを公開しておけば、Googlebot が自動的に見つけてクロールし、コンテンツを理解してインデックス登録し、サイト内の適切なページにユーザーを誘導してくれます。しかし、技術的なことを理解しているのとまったく知らないのとで、大きな差が生まれることもあります。
Google は、サイト所有者様向けのサポートやリソースの充実に力を注いできました。Google に質問したいと感じたときや、なぜそういう結果になったのか疑問に感じたとき、技術的な問題を解決する方法がわからないときは、世界中の Google エキスパートが力を合わせて作成しているこれらのリソースをぜひご覧いただけたらと思います。
最初におすすめしたいのが Google ウェブマスターです。すべてのサポート リソース(多くのコンテンツは 40 の言語に対応しています)を 1 か所にまとめ、探している情報に簡単にアクセスできるようにしました。例えば次のようなコンテンツがあります。
サポートが必要なときの 2 つ目の選択肢が Google ウェブマスター ヘルプ フォーラムです。現時点では、16 か国語(日本語、英語、スペイン語、ヒンディー語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語、トルコ語、ポーランド語、バハサ インドネシア語、タイ語、ベトナム語、中国語、韓国語)で運営されています。フォーラムには専任の Google 社員がおり、皆様の質問にきちんと回答が寄せられているかどうか目を配っています。フォーラムを管理する Google 社員のほかに、トップレベル ユーザー プログラムのメンバーとして、コミュニティを積極的にサポートしてくれるユーザーがいます。彼らには、個別のウェブサイトのコンテンツに関する情報提供や分析など、Google ではなかなか難しいきめ細かい対応をお願いしています。フォーラムは基本的に公開されたディスカッションの場ですが、必要に応じて非公開で個別に返信することも可能です。
ウェブサイト所有者が利用できる 3 つ目のサポート手段が、オンラインのウェブマスター オフィスアワーです。現在のところ、日本語、英語、ドイツ語、トルコ語、ヒンディー語、フランス語で開催しています。ウェブマスター オフィスアワーでは、Google 検索でのウェブサイトの掲載についてなど、皆様からの質問に Google 社員ができる限りお答えします。カンファレンスやイベントの一番の醍醐味は参加者との質疑応答ですが、オンライン形式のオフィスアワーは、遠方でイベントに参加できない方々と意見交換できる貴重な機会となっています。今後のウェブマスター オフィスアワーやイベントの予定については、Google ウェブマスター カレンダーをご覧ください。
これらのリソース以外にも、How Search Works (検索の仕組み)というウェブサイトを頻繁に更新し、検索を利用したいと考えているすべての方が必要な情報を確実に見つられるよう、努力しています。
ウェブ上に公開したサイトは誰でも見ることができます。しかし状況によっては、ウェブサイトの問題についてフォーラムでオープンに議論したくない場合もあることは承知しています。特に慎重な対応が必要な問題で詳細を公にしたくない場合には、フォーラムの「非公開での返信」機能を使用して、経験が豊富な少人数のエキスパートに、必要最小限の情報を提供するかたちでサポートを受けることもできます。
Google 検索とウェブサイトに関連して他にご提案などございましたら、フォーラム、オフィスアワー、Twitter(@googlewmc)宛にお知らせください。