ウェブマスター向け公式ブログ
Google フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報
ハッキングされている可能性があるサイトの警告メッセージが検索結果に表示されるようになりました
2011年2月25日金曜日
この度、ハッキングされている可能性があるサイトについては、検索結果に警告メッセージを表示する機能を追加しました。
マルウェアに対しては以前から警告を表示しており
、別の警告ページを開くようになっています。今回、検索結果に追加された新しい機能は、第三者によってスパムなどの目的により危険にさらされている可能性のあるサイトへのアクセスを回避するのに役立つでしょう。Google は、ユーザーがサイトを訪れるとき、そのサイトが安全であるという確信を持っていただけるようにしたいと考えています。
警告メッセージは次のように表示されます。
「このサイトは危険にさらされている可能性があります。」というリンクをクリックすると、ヘルプ記事「
不正または関連性のない検索結果: 検索結果に『このサイトは危険にさらされている可能性があります』と表示された場合
」が表示されます。通常通りにウェブサイトを表示したい時は、検索結果のリンクをクリックしてください。
Google では、さまざまな自動化ツールを使用して、ハッキングされたサイトに共通するシグナルをできる限り早く検出するよう努めています。怪しいシグナルを検出したときには、その警告メッセージを検索結果に表示しますが、同時にウェブマスターにハッキングされている事実をお伝えしようとします。その際に、ウェブマスター ツールやサイト上に記載されているメールアドレスを利用します。そのため、メールアドレスを画像で表示していたり、お問い合わせフォーム以外に連絡先を記載していない場合は、こうしたメッセージを受け取れない可能性がありますので、そのような場合はウェブマスター ツールにメールアドレスを登録することをお勧めしています。私達はこの通知がウェブマスターの皆様のお役に立てていることを願っています。
もちろん、この警告メッセージが検索からのトラフィックに及ぼす影響について、ウェブマスターの皆さまが心配するだろうということを Google は理解しています。ご安心ください。一度問題が修正されたら、警告メッセージは通常数日以内に検索結果から自動的に消去されます。また警告メッセージを早く消去したい場合は
サイトの再審査を依頼する
ことも可能です。
警告メッセージがあなたのサイトへの検索結果に表示されている場合の対処法については、ヘルプ記事「
不正または関連性のない検索結果: 検索結果に『このサイトは危険にさらされている可能性があります』と表示された場合
」をご覧ください。
Posted by Posted by Gideon Wald, Associate Product Manager
Original version:
New hacked site notifications in search results
有料リンクでガイドライン違反にならないために
2011年2月22日火曜日
昨年末に公開したブログ記事「
Google が有料リンクを信頼しない理由
」において、何故 Google が有料リンクを信頼しないのか、具体的な例を用いてご紹介しました。その記事の中で「検索エンジンに影響を与える(ページランクを渡す)有料リンクは、
Google のウェブマスター向けガイドライン違反
となります。」とご説明しました。
しかし、検索エンジンに影響を与える意図がない有料リンクが存在するのも事実です。あるサイトからの誘導を意図した広告などのリンクです。今回は、こうした有料リンクをガイドライン違反にしないための簡単な設定方法をご紹介します。
rel="nofollow"
属性を <a> タグに追加する
以上です。いつもの<a>タグにほんのひとつ属性を追加するだけです。例えば次のように設定します。
<a href="http://example.com/" rel="nofollow">Example.com</a>
rel="nofollow" 属性は、クローラーにリンクをたどらないよう指示する方法のひとつです。そのため
PageRank
がわたらなくなり、検索結果におけるサイトの掲載順位に影響を及ぼさず、Google からガイドライン違反と見られることはなくなります。今回ご紹介した以外にも、掲載順位に影響を及ぼさないリンクの設定方法はあります。詳しい情報は、ヘルプ記事「
有料リンク
」をご覧ください。
最後に、有料リンクが原因でガイドライン違反となった場合の対処方法ですが、掲載順位の下落理由がリンクだと思われる場合、さらに新たなリンクを購入するような対策をするのではなく、原因と思われるリンクを全て外した上で
サイトの再審査リクエスト
をお送りください。
この記事に関するコメントやご質問は、
ウェブマスター ヘルプフォーラム
までお寄せください。
Posted by サーチクオリティチーム
サイトのダウン タイムへの対処の仕方
2011年2月10日木曜日
何らかの理由で Googlebot がクロールできないと、そのサイトは Google の検索結果上でマイナスの影響を受けるのでしょうか? 時々、このような質問が寄せられます。サイトを一時的に休止してしまうダウン タイムは、サイトのメンテナンスや、法的・文化的な理由などから避けられない場合があります。しかし、ダウン タイムであることが明示されていないと、サイトの評判が下がってしまうこともありえます。では、このような場合どのように対処したら良いのでしょうか。Google はクロールやインデックス、ランキングについては、いかなる保証もできませんが、一般的に、サイトのダウン タイムが予定されている場合には、それが検索結果上でのサイトの評価に影響を及ぼさないようにする方法があります。
例えば、ページのリクエストに対して、HTTP ステータス コード
404 (Not Found)
を返したり、エラー ページを表示しているのに 200 (OK) を返したりする方法は、ダウン タイムへの対処法としてお勧めできません。それよりも、HTTP ステータス コードとして 503 (Service Unavailable) を返すように設定した方が、検索エンジンのクローラに対してダウン タイムが一時的であることを伝えることができます。さらに、この方法には、サイトを訪れた人やボットに向けて、サイトが復旧するまでの時間を示せるという 利点もあります。 具体的には、
Retry-After ヘッダー
(英語)を利用することで、あらかじめ分かっているダウン タイムの時間やサイトの復旧日時について指定することができます。ちなみに、Googlebot は、この情報を参考にして、再クロールのタイミングを決める場合があります。
503 ステータス コードを返すという設定は、他にもさまざまな場面で活用できます。例えば、ダウン タイムに加えて、サーバー エラーや通信容量オーバー、さらには "Under Construction" のような一時的なページを表示する必要がある場合に、応答コードとして 200 (OK) を返しているサイトが多数見られますが、ここでも 503 ステータス コードが使えます。また、ハードウェアのメンテナンスなどが理由でサーバーにダウン タイムが発生することがあらかじめ分かっている場合には、503 ステータス コードを返すためのサーバーを別途、用意しておくと良いでしょう。ただし、503 ステータス コードはあくまで一時的な応答コードであることにご注意ください。というのも、永続的に 503 を返す状態が続いていると、サーバーが復旧することはないと見なされて、該当 URL が Google のインデックスから削除される場合があるからです。
header('HTTP/1.1 503 Service Temporarily Unavailable');
header('Retry-After: Sat, 8 Oct 2011 18:27:00 GMT');
PHP を使って 503 (Service Unavailable) を返すように設定すると、
ヘッダーの情報は上記のようになります。
ユーザーにとって
有益な 404 ページを作成する
場合と同様に、503 メッセージをカスタマイズして、ユーザーに状況を説明し、サイトがいつ復旧するか知らせるようにすると良いでしょう。HTTP ステータス コードの詳細については、
RFC 2616
(英語)をご参照ください。
Posted by Tomer Honen and
Kaspar Szymanski
, Search Quality Team, Dublin
Original version:
How to deal with planned site downtime
クローラとインデックスの制御について詳しい資料を code.google.com で公開しました!
2011年2月2日水曜日
今回は英語の資料となりますが、非常に有益なものですのでご紹介させていただきます。
Google のクローラ(Googlebot)と インデックス登録の制御に関する詳細な情報が code.google.com でご覧いただけるようになりました。
例えば
robots.txt ファイル内に矛盾した記述がある場合に、Googlebot はどのように処理するのでしょうか?
PDF ファイルがインデックスに登録されるのを防ぐ方法はどうすればいいのでしょうか?
その疑問の答えは、こちらからご覧ください。
Controlling crawling and indexing
(英語)
このサイトでは、robots.txt ファイル、robots メタ タグ、HTTP ヘッダーの X-Robots-Tag ディレクティブ について、サイト所有者の皆さまに役立つ情報がまとめられています。ぜひ、ご活用いただければと思います。また、クローラの働きやインデックスの作成など Google がどのように検索結果を生成しているかについての基礎的な情報は、ヘルプ記事「
Google の基本
」をご覧ください。
ご不明な点がありましたら、お気軽に
ウェブマスター ヘルプ フォーラム
までご投稿ください。
Posted by Jonathan Simon, Webmaster Trends Analyst
Original version:
Controlling crawling and indexing now documented on code.google.com
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