最近、サイトに投稿された記事にスパムリンクが含まれているケースが増えています。投稿者からの投稿、ゲストやパートナーによる投稿、シンジケーション提供された投稿などの形で、あるウェブサイトの名前で書かれた記事が別のウェブサイトに掲載されるケースが一般的です。
こうした投稿記事が好ましくないというわけではありません。他のサイトのユーザーに情報を提供したり、ご自身の活動や企業への認知度を高めたりするうえで効果的な方法の 1 つと言えます。ただし、投稿元のサイトへのバックリンクを大量に獲得することを意図している場合は、リンク プログラムに関するウェブマスター向けガイドラインに違反します。極端な例ですが、問題となるのは以下のような場合です。
スパムリンクが設定された記事を公開しているサイトが見つかった場合、Google はそのサイトの品質に対する認識を改め、その認識を掲載順位に反映します。サイトへの投稿を許可し、記事として公開している場合は、寄せられた投稿をしっかり吟味する必要があります。その投稿者は知り合いか、投稿の内容がサイトのユーザー層に合っているか、役に立つ内容が含まれているかなどを確認してください。記事内に疑わしいリンクがある場合は、投稿者が rel=”nofollow” を使用しているかどうかを確認するとよいでしょう。
リンク獲得を目的として記事を作成しているウェブサイトについては、ウェブ全体への悪影響を防ぐためにも厳正に対処します。リンク獲得を最優先にすれば、記事の品質は二の次になり、ユーザー エクスペリエンスが低下することは目に見えています。こうしたサイトから記事掲載リクエストがしつこく繰り返し届く場合は、スパム報告フォームから報告してください。最後に、ユーザーからの支持のほとんどはサイト管理者自身が築いていくものであり、リンクはその一形態にすぎません。スパムリンクをなくすことが、サイトの印象を改善する最適な方法ではないでしょうか。リンク獲得に関してアドバイスするとすれば、サイトのコンテンツをより魅力的にすることが最も効果的です。リンクを含め、他のものはみな後からついてきます。