Google では、ウェブ上の技術の変化に応じて、Googlebot で使用するユーザー エージェントを定期的に更新しています。来月、Googlebot のスマートフォン用ユーザー エージェントを更新する予定です。
現在は、次の Googlebot スマートフォン用ユーザー エージェントを使用しています。
Google では、最新のウェブ技術を使用しているページをレンダラーが適切に解釈できるように、ユーザー エージェント文字列を更新しています。Google のレンダラーは進化を続けており、今回のユーザー エージェント文字列の更新は、レンダラーが Safari よりも Chrome により近づいていることを示しています。サイトが幅広いユーザーやブラウザで適切に表示されるように、機能検出やプログレッシブ エンハンスメントの使用をおすすめします。
Google の評価によると、今回のユーザー エージェントの変更は 99% のサイトで影響がない見込みです。サイトが影響を受ける場合に最も多い理由として考えられるのは、そのサイトが Googlebot の特定のユーザー エージェント文字列を期待している場合です。Googlebot に対するユーザー エージェント スニッフィングは推奨されておらず、クローキングの一形態と見なされます。Googlebot は他のブラウザと同様に扱ってください。
サイトが今回の更新による影響を受けそうな場合は、Search Console の「取得してレンダリング」ツールを使って(新しいユーザー エージェント文字列で更新済みです)、または、ブラウザのデベロッパー ツール(Chrome のデバイスモードなど)でユーザー エージェント文字列を変更する方法で、サイトを確認することをおすすめします。ご不明点については、ウェブマスター ヘルプ フォーラムでお気軽にお問い合わせください。