ウェブマスター向け公式ブログ
Google フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報
上手に質問、素早く解決 ~サイトのトラブル解決のポイント~
2010年2月24日水曜日
ウェブサイトを運営している多くの方が、自分のサイトでトラブルが発生した経験があるでしょう。そんな時、どこを調べればいいのか、どこに問い合せればいいのかが分かっていると、トラブルを迅速に解決することが出来ます。問題が見つかったら、何はさておき、まずは
ウェブマスターツール
にログインし、
再審査リクエスト
を送信してみる方が多いようですが、再審査リクエストは、どんな問題も解決できる万能策とは限りません。今日は、私たちが実際よく受け取る再審査リクエストの代表的な内容と共に、問題解決までの近道をご案内します。再審査リクエストを使うべきケースと、そうではないケースについてよりよく知っていただくきっかけとなれば幸いです。
検知されたマルウェアはもう私のサイトにありません
サイトにマルウェアがあると検知された場合、Google の検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」という警告メッセージが表示されます。もし、あなたのサイトにこのメッセージが表示された場合、ウェブマスターツールを使って、検知されたマルウェアの詳細について確認してください。そして、サイトからマルウェアを取り除き、再審査リクエストではなく、「
マルウェアについての再審査のリクエスト (Malware Review Request)
」を送信してください。
マルウェアについての再審査リクエストを送信するには:
ウェブマスターツールのホームページで、該当するサイトをクリックします。
[このサイトの一部で悪意のあるソフトウェアを配布している可能性があります] のメッセージ画面で、[詳細] をクリックします。※ マルウェアが検知されていない場合、このメッセージは表示されません
[審査をリクエスト] をクリックします。
サイトの一部 ( 例: ページ、サブディレクトリ、またはサイト全体 ) を Google のインデックスから削除したい
Google のインデックスからご自身のコンテンツを削除したい場合は、
あなたのサイトからコンテンツを完全に削除する
該当の部分を Google がインデックスしないようブロックする
など、サイトにいくつかの変更を加える必要があります。後者は、
robots.txt
や
メタタグ
を使用することで実現できます。これらの変更を行ったうえで、Google の
ウェブページ削除リクエストツール
を使うことで削除までの時間を短縮することができます。
削除リクエストツールの使い方:
ウェブページ削除リクエストツール
にアクセスして、Google アカウントにログインしてください。
すぐに「新しいリクエストを作成」ページへ移動しない場合は、「新しい削除リクエスト」ボタンをクリックしてください。
「新しいリクエストを作成」ページで、ご自身の削除リクエストに応じたオプションを選択し、必須項目を入力して、「リクエストを送信」をクリックしてください。
以前掲載した記事「
Google のインデックスからコンテンツを削除する方法
」には、誤解しやすい点も含めて robots.txt やメタタグの使い方を詳しく説明しています。是非、御一読下さい。
以前に削除リクエストしたページをインデックスに再登録したい
削除リクエストの取り消しは、ウェブマスターツールから行ってください。
インデックスから削除したサイトを再登録する方法:
ウェブマスターツールのトップページで、再登録したいコンテンツのあるサイトをクリックしてください。
「サイト設定」のページで、「クローラのアクセス」をクリックしてください。
「 URL の削除」タブをクリックしてください。
「削除済み URL 」
タブを選択後、再度 Google インデックスに登録したいコンテンツの隣に表示されている「再登録」をクリックしてください。
参考: サイトのメンテナンスを行う際は、上記のようなリクエストの送信による削除と再登録の手間を省くため、お使いのサーバーの設定を変更して、503 ( 一時サービス利用不可 ) の
HTTP ステータスコード
を返すようにするとよいでしょう。こうすることで、Googlebot は再びサイトをインデックスしに戻ってこなければならないと認識します。
サイトに実際あるページ数に比べて、インデックスに登録されたページ数が少ないのですが
この件については多くの原因が考えられますので、
ウェブマスターヘルプフォーラム
に質問を投稿し、他のウェブマスターや Google 社員に相談するとよいでしょう。ただしその前に、下記事項をご確認ください。
質問投稿前のチェック項目:
「site: 」検索
を、ドメインの www 有りと www 無しの両方のバージョンで試してください ( いずれかのバージョンにおいてインデックスされている可能性があります ) 。例:
site:www.google.co.jp
,
site:google.co.jp
サイトの中にどこからもリンクされていない「孤立した」ページがないか確認してください。
サイトマップ
を送信してください。
robots.txt やメタタグで、インデックスされていないページをブロックしていないか確認してください。
自分のサイトへの外部リンクがすべて表示されていないようです
サイトに張られたリンクの数を確認する方法は 2 種類あります。
「link: 」演算子でサイト検索を行う
か、
ウェブマスターツールを使います
。ウェブマスターツールでは、該当のサイトが受けているリンクの情報がダッシュボードページに直接表示されています。リンクの状況は変化が激しいため、レポート内容も目まぐるしく変化します。
サイトへのリンク確認方法 ( ウェブマスターツール ) :
ウェブマスターツールのトップページで、目的のサイトをクリックしてください。
「ウェブ上のサイト」で、「サイトへのリンク」をクリックしてください。
特定の国 ( 例えば日本 ) のユーザーのみを対象にしたい
ウェブマスターツールを使って、サイトが特定の国のユーザーに向けられていることを、Google に伝えることができます。
地域ターゲットの設定
:
ウェブマスターツールのトップページで、目的のサイトをクリックしてください。
[サイト設定]で、[設定]をクリックしてください。
[地域ターゲット]セクションで、希望するオプションを選択してください。
スパムページを見つけたので報告したい
この場合は、
スパムレポートフォーム
をご利用ください。
サ イトマップファイルを承認してくれません
ウェブマスターツールを使ってサイトマップの状態を確認し、エラーがある場合は修正してください。この場合もケースごとに問題が異なるため、ヘルプ記事や当ブログの関連記事に必要な情報が見当たらない場合は、
ウェブマスターヘルプフォーラム ( カテゴリ: サイトマップ )
で質問してみてください。
他のサイトで自分のコンテンツが無断使用されています
まずは該当サイトのオーナーに連絡を取り、当事者間での解決を試みてください。それでも解決しない場合は、
デジタルミレニアム著作権法
に基づきコンテンツ削除要求の申し立てを行ってください。
最後に、再審査リクエストを送信したほうがよい場合の例をいくつか挙げます。
第三者による不正なサイトの改ざんの被害を受けた後、問題をすべて解決した
新しく取得したドメインが、過去に「ウェブマスターのためのガイドライン」に抵触していた可能性がある
サイトが「ウェブマスターのためのガイドライン」に抵触していたため、問題を修正した
再審査リクエストを送信する際の注意事項などについての詳しい情報は、
ヘルプ記事
や、当ブログ記事「
再審査リクエストを送信する際にご確認いただきたいこと
」にて、動画付きでご説明しています。ぜひご参照ください。
Posted by サーチクオリティチーム
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